0.Node.jsとは
Google ChromeのV8 JavaScriptエンジンで動作するJavaScript実行環境。NetFlixやLinkedIn、Uberなどのサーバで採用されている。シングルスレッドサーバーとして動作し、Event loopでは重たい処理を行わず、Tread Poolで非同期処理やコールバック処理を使用すること(ノンブロッキングI/O)で1個のスレッドで大量の入出力処理が可能になっている。
1.Node.jsインストール
以下のサイトからLTS版をインストールする。
コマンドプロンプトで、「node -v」と入力し、インストールしたバージョンが表示されていれば成功です。
2.Visual Studio Codeインストール
以下のサイトからインストール。Visual Studio Codeを起動し、左の「Explorer」 から任意のフォルダを選択する。(これ以下にjsファイルを作成していく)
https://code.visualstudio.com/
3.Sampleスクリプトを作成する。
コンソール出力するのみのサンプルコードを作成します。「 Explorer 」→「New File」アイコンをクリックし、「sample.js」ファイルを作成します。以下の処理を追記し、保存します。
console.log("Test")
4.Sampleスクリプトを実行する
Visual Studio Code「View」→「Terminal」を選択します。ターミナル上で、コマンドを実行し、「Test」と表示されることを確認します。
>node .\sample.js
5.Webサーバ構築
Expressフレームワークを使用すると簡単にWebサーバを立てることができます。
5.1 npmコマンドで 初期設定を行う
ターミナルで、「npm init」を実行し、「package name」「version」などの設定を行います。(あとで変更できるので、基本デフォルト設定のままで大丈夫です。)すべて設定すると、package.jsonというファイルが作られます。
package name: (webserver) version: (1.0.0) description: entry point: (index.js) test command: git repository: keywords: author: license: (ISC)
5.2 Expressをインストール
npmコマンドが使用できるようになったので、ターミナルで「npm i express」を実行します。すると、node_modulesフォルダが作成され、その下にExpressのファイルがダウンロードされています。
5.3 index.jsを作成
サーバのindexページを作成します。index.jsを新規作成し、以下の処理を追加します。処理の内容はGetリクエストが送られてきた場合、「Hello World」を返信を返すシンプルなコードです。
const express = require('express') const app = express() app.get('/', function (req, res) { res.send('Hello World') }) app.listen(3000)
5.4 サーバ起動
ターミナルで「node index.js」を実行します。これでサーバが起動している状態になります。止めたい場合は、ターミナル上で「Ctrl + C」で停止します。
5.5 確認
ブラウザ上からリクエストを投げて、サーバが起動していることを確認します。ブラウザ上で「http://localhost:3000/」を入力し、「 Hello World 」と表示されれば、正しく動いています。
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