投資信託は、インデックス投資とアクティブ投資の2種類があり、インデックス投資は株価指数(日経平均株価、TOPIX、NYダウ、S&P500など)に連動するように構成された投資信託になります。株価指数に合わせた投資のため、下がるリスクが低く、銘柄選びをしなくてよいため、手数料も安いことが多いです。長期スパンでみると、経済は豊かになり、株価指数は上昇するため、多くの経済評論家や投資専門家が、資産運用でインデックス投資を推奨しています。一方、アクティブ投資は、ゲーム&eスポート、新興国など特定の領域や分野に特化したファンドで、得られるリターンは大きいですが、銘柄の選定を間違えると投資金額を失う可能性があります。
日経平均株価
東証1部上場銘柄の代表的な225銘柄をもとに算出している株価指数のこと。日本経済新聞社が出しており、日経225(にっけいにーにーご)とも呼ばれている。NTT、日清製粉G本社、武田製薬工業など各業種から数社代表的な会社が選ばれている。
TOPIX
TOPIX(トピックス)は、Tokyo Stock Price Index(東証株価指数)の略で、東証1部上場全銘柄から算出した株価指数のことです。日経平均株価よりも、市場全体の値動きを表している。
NYダウ
NYダウ(ニューヨークダウ)は、アメリカの代表的な30銘柄(アップル、ナイキ、ウォルマートなど)で構成されている株価指数。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定を行っている。ダウ平均株価とも呼ばれる。
S&P500
S&P500(エスアンドピーゴヒャク)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している市場全体の値動きを表す指標。工業400銘柄、運輸20銘柄、公共40銘柄、金融40銘柄で構成され、ニューヨーク市場の時価総額の3/4程度を網羅している。
ちなみに、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は60%を米国株、数%ずつ日本、フランス、イギリスなど先進国株を購入し、残り10%を新興国株で構成した投資信託になります。VTIは、バンガード社が運用しているETFです。正式名称は、Vanguard Total Stock Market ETFで、VTIはそのティッカー(銘柄コード)になります。CRSP USトータル・マーケット・インデックスと連動しており、この株価指数は米国株式市場で投資可能な約4000銘柄をほぼカバーしています。米国株式市場全体に分散投資するのと同じ投資効果があります。
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